犬が悲鳴をあげても手作りの洋服を無理矢理着せました!

中学の同級生で長い付き合いの女友達は近頃よくウチに遊びに来ます。

その友人は昨年お母さんを亡くして今、遺品整理をしていると話しています。

寂しい心がわかるのかウチのおデブなトイプードルは友人が遊びに来るとちぎれんばかりに尾っぽを振り顔をペロペロと舐めて歓待します。

友人も嬉しい悲鳴をあげてまんざらでもなさそうです。

ある時、一緒にショッピングに行った時に生地屋さんがあったのでフリースの生地を探してしたら友人が「フリースで何作るの?」と聞くので「ウチのおバカ犬が洋服着せても噛んで穴開けちゃうのよ。今着ているのがフリースでそれが簡単な作りなの。自分でも作れるんじゃないかと思ってね」と何の気なしに答えました。

それからしばらくしてその友人がウチに遊びに来た時におもむろに犬の洋服のパーツを出してきました。

ネットで犬の洋服の型紙を探しパーツにして持ってきてくれたのです。私は感動しました。

亡くなったお母さんは洋裁好きでやりかけの生地が沢山あるそうです。

その中でウチの犬に似合うような物を選んでくれたのでした。

それは紺のキルティングで紺地に白の水玉のパイピングがされていました。

キルティングは生地が伸縮しないので背中と胸のパーツ間をゴムで繋いで縫えばかぶれるんじゃないかと話ました。

数日後、出来上がった洋服を持ってきてくれました。一瞬小さいかもと思いました。

頭からかぶらせたのですがキルティング生地が伸びず嫌がられて逃げられてしまいました。

折角作ってくれたのに着れないのは申し訳無くて、肩の所のゴムを引っ張り緩くして嫌がるのを押さえつけて無理矢理着せたら着れました。

内心ホッとしました。遠目で見れば既製品のようです。

初めての手作りの洋服は伸縮性のない生地でジャストサイズですが着ているうちに馴染んできました。

可愛かったので犬がおすまししている写真を友人に送りました。

友人も自分が作った物を着て貰えるのが嬉しいと返信がありました。

これから犬は苦しいかもしれませんが私達の友情の証に毎日の散歩に着せて行くつもりです。